FCX

英語
fuel-cell X

ホンダが開発・実用化中の燃料電池車。世界初の燃料電池実用化車両として、2002年に日本政府と米カリフォルニア大学に納入された。政府と加大学へはトヨタも同時に納入し、FCHVと呼んでいる。燃料電池スタック(発電装置)はカナダのバラード社製のものを使用し、減速・制動時のエネルギーも回収してウルトラ・キャパシタに貯蔵し、発進時や加速時に駆動モータをアシストしている。燃料電池の発電用水素の供給は、2本の高圧タンク(35MPa)で行っている。2003年には、自社開発のホンダFCスタックで外気温-20℃からの始動に成功している。2007末には新型燃料電池車「FCXクラリティ」が発表され、VFlowFCスタックの採用により、容量出力密度は50%、重量出力密度は67%向上し、-30℃での始動も可能となった。エネルギーの貯蔵にはリチウムイオン電池を使用し、4人乗りの専用プラットフォームに最高出力100kW(134馬力)のモータを載せ、1回の水素の充填で約450km走行できる。FCXクラリティの生産は2008年6月より開始され、3年間で200台程度の生産・販売を見込んでいる。2008年7月以降、日米限定でリース販売された。

出典
『最新版 自動車用語辞典』(株式会社精文館)

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