ギア比

ギア比(gear ratio)とは、2つの歯車(ギア)の歯数の比率のことである。歯車比ともいう。自動車では、タイヤを1回転するのに必要なエンジン回転数のことで、このギア比を変えることで変速することができる。

ギア比が低い(大きい)と、1つのギア(歯車)で出せる力は少ないが、加速はしやすい。一方、ギア比が高い(小さい)と、1つのギアで出せる力は大きいが、加速はしづらくなる。

ギア比を理解するための例として、自転車が挙げられる。
自転車ではギア比が高いほど、楽な力でペダルを漕ぐことができる。逆に、ギア比が低いとペダルを漕ぐのに大きな力が必要になるが、その分、速度も出る。
ギア比が2.00:1の場合、ペダルを2回転させることでタイヤが1回転する、ということである。

車におけるギア比は、速度段が1速~3速では高く設定され、4速では1:1のギア比(直結)に、5速~は低く設定される。つまり、ハイギアになるほど、少ないエンジン回転数でタイヤを回転させることができ、速度も出るという訳である。

各変速段どうしの歯車比の差が小さいものを「クローズレシオ・トランスミッション」、反対に差が大きいものを「ワイドレシオ・トランスミッション」と呼ぶ。
クローズレシオ・トランスミッションは高回転での変速が多くなるスポーツカーなどで使用される。

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