情報確認日
トヨタ自動車株式会社
高効率データ処理・データ管理技術の研究開発<先進モビリティ基盤向け>

年収 | 765万円~1416万円 |
---|---|
勤務地 | 東京都千代田区 |
職務内容 | <業務の背景> コネクティッドカー向けのエッジ・コンピューティングおよびデータ管理に関する研究を行っています。100年に一度の大変革期と言われる自動車業界において、コネクティッドカーは先端技術開発の競争領域となっています。カーシェアリング/ライドシェアリング、自動運転など先進モビリティサービスへの期待が高まる中、数百万台もの車両から集められる大量の情報は、変革を加速させる新たな「オイル」と考えられています。 これら情報には、例えばCAN (Controller Area Network)データ、GPS位置情報、車載カメラ映像が含まれます。しかしながら、技術革新なくして、これらデータを効率的に利用することはできません。価値のあるデータを、十分に、タイムリーに、かつ効率的に収集・管理する必要があります。そのため、車両からクラウド基盤までのデータのパイプライン(送配信や処理・蓄積)基盤を、極めて高いレベルで効率化する必要があります。目的達成のため、同社はネットワーク通信やデータ管理技術を駆使した基盤構築に取り組んでいます。 <業務の概要> 先進モビリティ基盤向けの車両-クラウド間連携最適化技術の研究開発に従事していただきます。 前述のデータ・パイプラインでは、多種多様かつ大量のデータを処理・管理する必要があります。既存システムの評価、データ処理・データ管理の最適化、ハードウェアによるデータベースの高速化、動画やLiDAR点群など新たなデータ構造への対応、低遅延かつスケールアウト可能な分散データベースの研究開発に取り組んでいただきます。 |
必要な経験・資格 | 【必須要件】以下、全てのご経験をお持ちの方 ■コンピュータサイエンスの体系的な理解 ■データベースもしくは分散処理における研究経験(2年以上) 【歓迎要件】 ■データベースもしくは分散処理における研究経験(5年以上) ■分散並列データベース ■準リアルタイムまたはバッチ向けデータ処理とその最適化技術 ■分散ストレージ/インデックス/物理データベース管理システム設計 ■機械学習に基づく分散処理システム最適化 ■車両-クラウド及び車車間ネットワーク通信のプロトコル設計 ■ダイナミックマップを含む時空間データのための不確実性・確率的・近似的データベース ■インシデント検出のためのストリーム処理、センサネットワーク、複雑なイベント処理技術 ■グラフデータ管理、道路ネットワークやRDFの文脈クエリ |
雇用条件 |
|
教育・研修制度 | OJTを基本に、階層別研修、語学研修、自己啓発セミナーなど各種バックアップを行います。 ※[技術系]は技術教育もあります。 |
企業情報
基本情報 |
市場情報: 東証プライム 設立: 1937年 従業員数: 369,124名 資本金: 635,401百万円 |
---|---|
事業内容・沿革 | ■自動車の生産・販売 <沿革> 1933年 豊田自動織機製作所(現在の豊田自動織機)内で自動車の研究を開始 1949年 東京、名古屋、大阪の各証券取引所に株式を上場 1966年 日野自動車工業・日野自動車販売(現在は合併し、日野自動車)と業務提携 1967年 ダイハツ工業と業務提携 1982年 トヨタ自動車販売と合併 社名をトヨタ自動車に変更 2001年 豊田自動織機製作所(現在の豊田自動織機)に産業車両および物流システム事業を譲渡。日野自動車を株式取得により子会社化 2006年 富士重工業(現在のSUBARU)と業務提携 2015年 新しい設計開発思想「TNGA(トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャ)」の導入 2016年 米マイクロソフトと合弁でコネクテッドカー関連の研究開発・商品開発を行う新会社「Toyota Connected」(トヨタ・コネクテッド)設立 2018年 ソフトバンクと新たなモビリティサービスの構築に向けて「MONET Technologies(モネ・テクノロジーズ)」を共同設立することを発表 2022年 東証プライムに上場区分を変更 |
企業情報 | 【概要・特徴】 東証プライム上場、世界最大級の完成車メーカー。グループ全体で、国内外に関係会社564社、32万人以上の従業員を擁しています。ダイハツと日野を傘下におさめており、SUBARU、マツダ、スズキと提携を行っています。2017年度の国内シェアは47%とトップ、世界シェアは3位を獲得。グループ全体で1,000万台以上の販売台数を記録しています。 【開発体制】 国内だけでなく、アジア、欧州、北米の各地に開発拠点を設け、先進的な技術の研究・開発を推進しています。近年、AIの研究・開発の拠点として、米国に子会社「TOYOTA RESEARCH INSTITUTE,INC.」を設立。AIやロボティクスに携わる技術者を集め、内製化を図っています。また、2016年の組織改正に伴い「先進技術開発」、「パワートレイン」、「コネクティッド」の3バーチャルカンパニーを新設。従来よりも組織を小型化し、意思決定や研究開発のスピードの向上につなげる考えです。 【福利厚生】 ライフスタイルやライフステージに応じて福利厚生メニューを自身で選択できる制度「選択型福利厚生制度(ウェルチョイス)」を設けています。そのほか、全国に200カ所以上の保養所や、約3万人が収容できる総合グラウンド、サッカー場、テニスコート、ジャグジー付屋内プール、スポーツジムなどのスポーツ施設を充実させ、働きやすい環境づくりに取り組んでいます。 |
待遇・福利厚生 |
【保険】 【諸手当】 【休日・休暇】 【その他】 |
コンサルタントコメント
データの一貫性・永続性に配慮しつつインデックス、スケジューリング最適化をはじめとするデータ処理・データ管理の最新技法を駆使しながら、先進モビリティ基盤という大規模な実システムを高効率化する技術の研究開発に、研究企画の段階から取り組むことができます。また、その適用範囲は試作に留まらず、実サービスのリリースやその後の運用まで、フェーズを超えて関わることができます。 |
お問い合わせ番号 258913