HELLA、自動車部品のアフターマーケット拡大に向けiPartsを買収
ポーランドの大手オンラインショップ
グローバル大手自動車部品サプライヤーであり、ヨーロッパで自動車用スペアパーツと卸売りガレージ用品のアフターマーケット流通組織の1つであるHELLA KGaA Hueck&Co(以下、HELLA)は、ポーランドの大手オンラインショップであるiPartsを買収したことを発表した。iPartsを引き継ぐことにより、HELLAは、アフターマーケットビジネスにおいて、独自の電子商取引活動の強化と今後の展開を加速していく。当初は、北部と東部ヨーロッパ地域をターゲットとする。
HELLAの最高経営責任者(CEO)であるロルフ・ブライデンバッハ氏は、次のようにコメントした。
「iPartsの買収によって、我が社は、自動車用スペアパーツのアフターマーケットのための強力で魅力のある電子商取引プラットフォームへのアクセス権を得ることができます。また、インターネットはアフターマーケットでの流通チャネルとしての重要性を得ることができるので、この買収は将来への重要な一歩をマークするものです。」(プレスリリースより引用)
両社のブランドを存続
ワルシャワを本拠地とするiPartsは、ポーランドにおける自動車用スペアパーツの大手オンラインショップ。 6年前に設立された同社は、現在15万の登録ユーザーと月に50万以上のアクセスを持つオンラインショップで、200万以上のスペアパーツを提供している。現在の年間売上高は500万~600万ユーロ程度を計上しており、そのほとんどがエンドユーザーとのB2C事業から生成されている。
iPartsの共同創設者であるPiotr Wrzesniewski氏は、次のように述べた。
「我々はHELLAとのパートナーシップについて非常に喜んでいます。この協力は、我々が、ポーランド市場で成長を続け、顧客に究極のサービスを提供し、現在のパートナーとの関係を強化するのに役立つと確信しています。」(プレスリリースより引用)
一方、HELLAは、強いブランド認知と幅広い市場への浸透を非常に早く実現したUCANDOブランドとともに、2015年以来、ポーランドにおけるオンライン通信販売を運営している。
さらに、今回のiPartsの買収によって、技術のシナジー効果を高め、将来の成長を加速することが期待される。UCANDOとiPartsという強力な2つのオンラインブランドは、特定の顧客セグメントを系統的に対応し、さらに全体的な顧客アプローチを拡張するために存続される。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
HELLA Press Releases
http://www.hella.com/