マグナインターナショナル、マセラティの新型レヴァンテ向けに部品供給

最新のアシスタンスシステムを供給
自動車部品の大手サプライヤーであるマグナインターナショナルは、カメラ式ドライバーアシスタンスシステムと4WDコンポーネントを、イタリアのスポーツカーブランドであるマセラティ初のSUVモデルである新型レヴァンテ向けに供給すると発表した。

マグナのEYERISエレクトロニックビジョンシステムは、360度のサラウンドビューシステムを採用しており、ラジエーターグリルとドアミラーに格納されたフロントおよびサイドカメラを採用している。またリヤビューカメラはリヤのナンバープレート上部に設置されている。

このシステムは従来のアナログシステムと比較すると、デジタル化されたビデオ映像をベースにシステムが運用されている。また、このシステムには8.4インチのモニターが採用されており、タッチスクリーンを採用している。

これに加えて、マグナは車線逸脱警告システムや、ハイビームアシスタンス、カメラ式モニターもマセラティに供給している。
最大の独立系4WDサプライヤー
マグナは独立系のサプライヤーとしては最大の4WDシステムサプライヤーであり、マセラティには反応速度の高いActimax4WD用トランスファーケースを供給しており、電気的に制御されたマルチディスククラッチによりフロントとリヤアクスルへのトルクを可変的に分配するものである。

この4WDシステムにより、僅か0.1秒で通常の後輪駆動の状態からフロントとリヤに50:50のトルク配分の状態まで変化させることが可能となっている。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

マグナインターナショナル プレスリリース
http://www.magna.com/