フォルシア、パロット・オートモーティブとの提携に合意
戦略的提携に合意
大手自動車部品サプライヤーのフォルシアは、自動車向け接続ソリューションを提供しているパロット・オートモーティブとの戦略的提携を結ぶことで合意したと発表した。この提携により、フォルシアはコネクテッドビークル向けのエレクトロニックソリューションの開発を強化することが可能となった。
一方のパロット・オートモーティブも、フォルシアの取引先を活用することで新たな事業拡大をおこなっていく計画である。
将来的には子会社化の見通し
今回の提携に加えて、フォルシアがパロット・オートモーティブの経営的な主導権を握ることになる。提携の第1段階として、パロット・オートモーティブの資本100%を1億ユーロ相当の企業価値として、まず20%の資本参加を行い、その後転換社債を購入することにより2019年までに50.01%の株式を取得する権利を手にする予定である。またその後、2022年までには、全ての株式を所有する見通しとなっている。
フォルシアの最高経営責任者であるPatrick Koller氏は以下のように述べている。
「パロット・オートモーティブと提携することは、将来に向けて製品の競争力を高めることができ、2社の経験と技術が一緒になることで、自動運転とコネクテッドビークル向けの製品を強化して納入先に供給することが可能となる。」(プレスリリースより引用)
(画像はフォルシア ホームページより)
▼外部リンク
フォルシア プレスリリース
http://www.faurecia.com/