シェフラー、中信泰富特鋼集団と戦略的パートナーとして提携

既に13年にわたる取り引き実績
自動車部品の大手サプライヤーであるシェフラーは、中国最大の特殊鋼専門のサプライヤーである中信泰富特鋼集団と戦略的パートナーとして提携し、経済的および技術的な事業関係を強化していくことを明らかにした。

中信泰富特鋼集団はシェフラーと既に13年にわたる取り引きがあり、中国およびアジア太平洋地域、また米国およびヨーロッパにシェフラーが保有する13カ所の工場に特殊鋼を納入している実績がある。

また、中信泰富特鋼集団は、シェフラーと取り引きがある50社以上のサプライヤーに対しても特殊鋼を納入している。
今後も調達量は拡大の見通し
シェフラーは2012年に中信泰富特鋼集団と取り引きを開始して以来、その特殊鋼の調達量が毎年約13パーセント増加しており、現在は約140,000トンの規模となっている。

シェフラーは今後も数年間にわたり毎年約10パーセントの調達量の増加が見込まれていることに加え、既に中国における生産がフル稼働している関係から湖南省湘潭市に新たな工場を開設する予定である。なお、この新工場では、自動車部品および精密ベアリングを2018年末より生産開始する計画となっている。

シェフラーと中信泰富特鋼集団は、双方が共に利益となる状況にあることから、今回の戦略的パートナーとして提携を締結することになったことを明らかにしている。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

シェフラー プレスリリース
http://www.schaeffler.com/