マグナインターナショナル、中国に合弁会社を設立
自動車用シートを生産
自動車部品の大手サプライヤーであるマグナインターナショナルは4月28日、中国およびアジアにおける自動車用シート事業を拡大するために中国の湖北中航精机科技有限公司(以下、HAPM)と合弁会社を設立すると発表した。政府当局に認可が下り次第、2017年第4四半期には合弁契約が締結される見通しとなっている。
HAPMは自動車用シート構造および機能部品の大手サプライヤーである中航工業機電系統の子会社でもある。
中国の同業と提携
湖北省襄陽市に本拠地を置くHAPMは、自動車用シートのリクライニング機構、高さ調整機構などの構造部品の設計、開発および生産を行う企業であり、1995年に設立されて以来、中国国内および海外に順調に事業を展開してきた。今回のマグナインターナショナルとHAPMは戦略的な合弁企業を設立することで、これまで以上に製品のポートフォリオの拡大と最新の技術を自動車メーカーに提供することが可能となる。
マグナシーティングのプレジデントであるMike Bisson氏は次のように述べている。
「中国は世界最大の自動車市場であり、常にこの地で事業を拡大したいと考えてきた。HAPMは有力な立ち位置にある企業であると同時に、自動車用シート分野でのノウハウを持っており、これにより中国とアジアでこれまで以上に事業を拡大できることを確信している。」(プレスリリースより引用)
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
マグナインターナショナル プレスリリース
http://www.magna.com/