ZF、小型電動車開発に向け強力な提携を決定
合併会社の保留株式は48%
ZFは6月1日のプレスリリースにて、二輪車用部品を取り扱うマグラ、ブレーキフォースワン、バッテリー技術を提供しているユニコーン・エナジーと共に、合併事業に参加することを決定したと発表した。この合併会社はテュービンゲンに本社を置いており、株式の48%を保有することになった。
合併事業で最先端の技術を用いて小型電動自動車を製造
ZFは2030年までに小型電動自動車の普及率が大幅に伸びると予測しており、この合併事業はまさに理想的なものとなると考えている。高度な革新性だけでなく、さまざまな点において、最高の専門知識を保有している企業が力を合わせ、技術を統合させることができると考えている。
今後、Eモビリティ市場に向けた製品の開発、製造、販売を行っていくつもりでおり、秋前には合併事業初の製品を提供する計画だ。
マグラのCEOであるRalph Berndt氏は以下のようにコメントした。「マグラはこれまで革新的なブレーキシステムを提供し、自動車産業に大きな役割を果たしてきた。Eモビリティにおいても、大きな役割を果たし、新しい分野を開拓していくことができると考えている。」
また、ブレーキフォースワン、ユニコーン・エナジーのCEOも今回の合併事業に多大な貢献ができると考えており、今後の開発に期待を寄せている。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
ZF プレスリリース
https://www.zf.com/