シェフラー、電化ドライブトレインの革新的な製品範囲を提供

様々な電化ドライブトレインを開発
シェフラーは、エレクトリックモビリティへの挑戦を続けている。エレクトリックモビリティと電化ドライブトレインへの道のりにおいて、シェフラーは、常に成長し続ける包括的な製品範囲の開発に成功してきた。

そのポートフォリオは、電気作動クラッチ、マイルドハイブリッド化用コンポーネントとドライブ、高電圧ハイブリッドソリューションから、ハイブリッドとオール電化自動車用エレクトリックドライブまでの、コンポーネント・モジュール・システムを含んでいる。

そして、ドイツのボンで開催された第17回国際VDI会議では、多くのモジュラーベースのドライブコンセプトに適合する、電化ドライブトレインのための革新的なアプローチである「P2高電圧ハイブリッドモジュール」が紹介された。

中国の工場で量産開始
シェフラーのP2ハイブリッドモジュールは、プラグインハイブリッド電気自動車(PHEV)の中心的要素として、オール電動モードで50キロの速度の時、70%まで燃料消費量を低減させることができる。

純粋な電気走行モード(EVモード)で、最高で時速135キロに達することができ、時速100キロまで8秒以下で加速することも可能である。

新しいP2ハイブリッドモジュールは、中国で2017年の終わりに初めて量産に入る予定。

中国での量産を開始する前に、最初のハイブリッドモジュールは、シェフラーの特別機械部門によって設置されたパイロット用生産設備がある、ヘルツォーゲンアウラハの生産ラインで既に完成している。

モジュールは、上海郊外の太倉市にあるシェフラーの工場に移送され、その後、中国自動車メーカーに向けての立ち上げ期間で、年間60,000台のハイブリッドモジュールを生産する計画となっている。

世界の顧客に向けたオーダーメイドのソリューション
シェフラーの技術は、ヨーロッパだけではなく、北米や中国においても、未来のモビリティを推進している。

そして、中国はエレクトリックモビリティのための主要な市場と見込まれており、中国の顧客が、シェフラーの革新的な強さと製造ノウハウを信頼しているということは驚くことではない。

シェフラー自動車のCEOであるMatthias Zink氏は、次のように述べている。
「我々は10年以上にわたって、電化の新しいドライブコンセプトの開発に携わってきました。そして現在は、20件以上の顧客プロジェクトに取り組んでいます。」(プレスリリースより引用)


(画像はプレスリリースより)


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