ボルグワーナー、シビックの新型直噴エンジンにウエストゲートターボチャージャーを供給

コンパクトで効率的なパフォーマンス
ガソリン車、ハイブリッド車、電気自動車用クリーンで効率的な技術ソリューションのグローバルリーダーであるボルグワーナーは、アジアとヨーロッパにおいてホンダのシビックに導入される、新型3気筒1.0リッターガソリン直噴エンジンに向けて、同社のウエストゲートターボチャージャーを供給したことを発表した。

ボルグワーナーのコンパクトなターボチャージャーは、エンジン効率とブースト性能が向上し、迅速なエンジンレスポンスと95キロワット(127HP)という優れた出力の達成を実現した。

ボルグワーナーターボシステムズ、社長兼ゼネラルマネージャーであるフレデリック・リサルデ氏は、次のようにコメントしている。
「強力で小型化されたエンジンのために設計された、ボルグワーナーのウエストゲートターボチャージャーは、非常にコンパクトなパッケージで、高電力密度と優れたレスポンスを兼ね備えています。ボルグワーナー初となるホンダとのグローバル展開は、先進的なターボチャージャー技術のリーディングサプライヤーとして、我々の高い評価を反映し、アジアと世界中で我が社の成長をサポートしています。」(プレスリリースより引用)

高性能で排出量も大幅に削減
ボルグワーナーの「B01」ターボチャージャーは、騒音・振動・ハーシュネスが低く、コンパクトで頑丈なデザインが特徴で、低粘度オイルが使用しやすい。その高度な材料は、摂氏950度、最大285,000回転の回転速度まで、排気温度に耐える。

高いエンジンパワーでチャージ圧を防止するために、高精度の制御を行う電気作動式ウェイストゲートが装備された、ボルグワーナーのターボチャージャーは、強力で効率的なパフォーマンスを提供。そして、あらゆるエンジン速度範囲において優れたトルク特性を提供しながら、燃費を向上させる。

また、低慣性タービンホイールは、広いパフォーマンス範囲を許容しており、排気ガス脈動を最適に利用することで、低いエンジンスピードでの迅速なレスポンスを提供している。また、コールドスタート時の触媒の急速な活性化により、排出量が大幅に削減する。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

BorgWarner Press Releases
https://www.borgwarner.com/