マグナインターナショナル、ジャガーの新型コンパクトSUV「E-PACE」を生産

SUVの需要増加に対応
SUVは世界中の市場で好調な販売を続けており、SUVとクロスオーバーは、2016年に、世界の車両販売台数のほぼ29%を占めている。

こうした需要を満たすために、マグナインターナショナルは、オーストリアのグラーツでの契約車両製造施設において、新しいモデル、ジャガーの新型コンパクトSUV「E-PACE」を製造することを発表した。

E-PACEは、マグナがジャガーの「I-PACE」コンセプトに参加して、製造契約をした2番目のモデルとなり、その生産は、2017年の第4四半期に開始される予定である。

マグナ・ヨーロッパとマグナ・シュタイヤーの社長であるGünther Apfalter氏は、次のように語った。
「我々は、ジャガーランドローバーとのパートナーシップを拡大し、新しいE-PACEコンパクトSUVの生産に貢献することを誇りに思っています。短い期間でのこの2回目のコラボレーションは、我々が委託製造能力とともに自動車メーカーに提供する俊敏性と柔軟性を強調しています。」(プレスリリースより引用)


委託契約メーカーとしての高い実績
ジャガーのE-PACEを含め、マグナは、2018年の第1四半期までに、ジャガーのI-PACE、BMW 5シリーズ、BMWの530Eプラグインハイブリッド、メルセデス・ベンツGクラスという5つのモデルを製造する予定。

自動車製造における100年以上の経験によって、マグナは、自動車メーカーにとって主要なパートナーとなっている。同社が持つエンジニアリングおよび委託製造の専門知識は、長期・中期・短期的なニーズのための、さらなる生産能力を提供する。

委託契約メーカーとして、マグナは、23種類のモデルで、300万台以上の車両を生産している。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

Magna International News Release
http://www.magna.com/