シェフラー、新たな人事により取締役会を強化
新しい取締役会人事は2017年8月1日より適用
ドイツを拠点とする自動車部品の大手サプライヤーであるシェフラーは、取締役会の強化を目的とし、事業再編への経験が豊富な新メンバー3名を新たなCFOとCEOへ指名したことを、7月17日のプレスリリースで明らかにした。7月17日に開催された同社のミーティングにおいて、監査委員会によりDietmar Heinrich氏とStefan Spindler博士、Jürgen Ziegler氏がそれぞれ指名された。新人事は、8月1日からの適用となる見込みだ。
3名ともシェフラーグループに長く貢献し、それぞれの専門分野においてリーダーシップを発揮してきた。今回の新人事は、シェフラーグループの継続的な変革に非常に重要だと考えられている。
金融や戦略などシェフラーグループ再編成に不可欠な部門に特化
シェフラーで22年以上のキャリアを持つDietmar Heinrich氏は、最高財務責任者としてUlrich Hauck博士の後任となる。ヨーロッパをはじめアジア太平洋地域などで最高財務責任者を歴任している。同社の財務に関するプロセスと構造における理解の深さが評価された。Stefan Spindler博士は、同社の産業部門における再編成に不可欠と判断され、2023年4月まで5年間の任期延長となる。シェフラーの産業部門拡張を目指しプロジェクトの継続的な実行に務める。
Dietmar Heinrich氏の後任となるヨーロッパ地域の新しい最高責任者には、Jürgen Ziegler氏が指名された。これまで同氏は、南米における事業の長期的な再編に携わってきた。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
シェフラー・プレスリリース
http://www.schaeffler.com/