シェフラー、インド企業3社を吸収合併へ

コスト削減と収益創出で相乗効果
シェフラーグループは、同社の持ち株構造を簡素化することを目的とし、インド企業との合併を発表した。

同社は、「シェフラー・インド(元 FAG Bearings India社)とINA Bearings India社、LuK India社の取締役会のメンバーは、2017年8月30日の代表者会議において、INA Bearings India社、LuK India社がシェフラーに合併するという文案を承認した。」とコメントした。

合併スキームの一部として、シェフラー・インドは、INA Bearings India社の普通株式65株に対して10株を発行し、LuK India社の普通株式35株に対して10株を発行する。

現在、シェフラーグループは、シェフラー・インドの持ち分の51.33%と、INA India社とLuK India社の持ち分100%を保有している。また、提案された合併のスキームでは、シェフラー・インドのプロモーターグループは74.13%の株式を保有することとなる。

同社は、「シェフラーは、コスト削減と収益創出の両面で相乗効果を発揮することを目指している。」と述べている。

357億カロールの収益を期待
同社の広報は、「2016年12月31日までの1年間から換算したプロフォルマ・ベースで、新しい会社は、4つの工場と1つの研究開発センターで約3,000人の従業員を持ち、357億カロールの収益を上げるだろう。」と発表した。

提案された合併は、株主と規制当局の承認を条件として、12ヶ月で完了する予定。

シェフラー・インドは、インド証券取引所に上場している、ボールベアリングとローラーベアリングのメーカーであり、またローラーベアリングのメンテナンスも行っている。また、INA Bearings India社とLuK India社は、自動車分野をカバーしている。

(画像はBusiness-standardより)


▼外部リンク

Business-standard
http://www.business-standard.com/

The Hindu Business Line
http://www.thehindubusinessline.com/

India Today
http://indiatoday.intoday.in/