マグナインターナショナル、アラバマ州のアルミ鋳造工場を拡大へ
アルミ鋳造、車両の軽量化で排気ガス削減や燃費改善
大手自動車製品・部品などを手がけるサプライヤー、マグナインターナショナル(以下、マグナ)が、アラバマ州バーミングハムにあるアルミニウム鋳造工場(Kamtek工場)を拡大すると、8日のプレスリリースで発表した。新たに追加される工場では、自動車の部品を減らし、軽量化に貢献する高圧アルミニウム鋳造が可能になる。これにより、1つのアルミニウム材で、1つの構造が完成させられる。また、性能や安全性に妥協をせず、車両の軽量化が実現できる
150,000平方フィートの工場を追加 フロントショックタワーを製造へ
マグナはおよそ6,000万ドルを投じて、Kamtek工場に150,000平方フィートの工場を追加していく。現在、Kamtek工場では、およそ850人の従業員を擁し、フォルクスワーゲンやメルセデス・ベンツをはじめとした、自動車メーカーに構成部品を供給しているが、工場拡大により、更なる雇用の創出が可能とした。追加される新たな工場では、世界的な大手自動車メーカーに、軽量アルミニウムによるフロント・ショックタワーを製造し提供していくとしている。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
Magna International プレスリリース
http://www.magna.com/