HELLA、ベルリンにあるソフトウェア専門子会社を拡大

自律走行に向けソフトウェア開発を重要視
HELLAは、ベルリンにある、画像処理およびソフトウェアのソリューションに特化した子会社であるHELLA Aglaiaをさらに拡張していると発表した。

HELLA Aglaiaは、テンペルホーフ地区の新本社に移転し、従業員数は徐々に増員して500人まで達する見込みである。

HELLAのCEOであるRolf Breidenbach博士は、次のように述べた。
「HELLAは自動車運転やデジタル化など自動車業界のトレンドからの恩恵を受けています。これらのトレンドに向けた提供に成功するために、ソフトウェアの専門家は、ますます重要な能力になってきていることから、我々はソフトウェア開発のリソースをさらに開発します。HELLA Aglaiaは、高度な視覚センサシステムと人工知能の技量を持ったセンターとして、非常に重要です。」(プレスリリースより引用)

高度な視覚センサシステムや人工知能を開発
約300人の従業員を抱えるHELLA Aglaiaは、現代の高度な視覚センサシステムの世界的なプロバイダの1つである。Aglaia社は、1998年にベルリンで設立され、2006年にHELLAの完全子会社となった。何年にもわたって、同社は、ソフトウェアに焦点を置いた、カメラベースのアシスタントシステムの分野で、独自のノウハウを獲得している。

最新の開発製品は、フロントカメラ用のオープンなソフトウェアシステムである。

HELLA Aglaiaは、新しいビジネスモデルを市場に紹介することに成功しており、それは、顧客が、個々のニーズに沿って、ハードウェアコンポーネントと、レーン・交通標識・歩行者や物体の認識、照明のコントロールなどのソフトウェア機能をフレキシブルに結びつけることを可能にするものである。

これにより、HELLAは、アシスト自律走行から完全自律走行への移行に貢献している。

(画像はHELLAより)


▼外部リンク

HELLA Press release
http://www.hella.com/