ブリヂストン、ポーランドとスペインのタイヤ生産能力を拡大

ラジアルタイヤの生産能力を増強
自動車用タイヤの大手サプライヤーであるブリヂストンの欧州子会社ブリヂストン ヨーロッパ エヌヴィー エスエー(以下、BSEMEA)は16日、約2.66億ユーロを投資して、乗用車および小型商用車用ラジアルタイヤを生産するポーランドのポズナン工場とスペインのブルゴス工場、およびポーランドのスタルガルト市近郊でトラック・バス用ラジアルタイヤを生産するスタルガルト工場の生産能力を増強すると発表した。

ブリヂストンは2022年までに生産能力の拡大を完了することで、最終的には3工場合わせて生産能力を20%以上増強する計画である。
グローバルプレゼンスを強化
ブリヂストングループは、世界26カ国に180以上の生産・開発拠点を持ち、150を超える国々で事業展開を行っており、BSEMEAは、ブリヂストンの100%子会社でベルギーのブリュッセルに拠点を置き、ブリヂストングループの欧州・中近東・アフリカ・ロシア事業の統括と自動車タイヤの販売を担っている。

ブリヂストングループの今回の欧州における生産能力の拡大は、納入先の要求に迅速に対応して高性能製品の供給増を実現することで、BSEMEAとグループ全体のグローバルプレゼンスを強化することを狙いとしている。

(画像はブリヂストン ホームページより)


▼外部リンク

ブリヂストン プレスリリース
http://www.bridgestone.co.jp/