マグナ、スロベニアのマリボル/ホチェに新しい塗装工場を建設
ヨーロッパの自動車メーカーからの需要に対応
マグナインターナショナルは、オーストリアのグラーツにある受託製造工場における業務が上限を超えたため、75キロ離れたスロベニアのマリボル/ホチェに、2番目の塗装工場を建設することを発表した。BMWやメルセデス・ベンツ、ジャガーランドローバーなどの自動車メーカーによるエンジニアリングと契約製造の需要が多いため、グラーツの工場が高い稼働率となった。
Magna Steyrは、現在、BMW5シリーズとメルセデス・ベンツGクラスの製造を行うとともに、ジャガーE-PACEの生産を開始し、ジャガーI-PACEの生産は2018年の初めに開始される予定である。
これらのプログラムを考慮して、Magna Steyrは、2018年までに毎年およそ20万台の車両を契約製造することとなる。
継続的な新規投資で独自の地位を確立
1億ドルをかけた新しい工場の建設は、2018年の後期に終了し、2019年に操業が開始される予定。従業員は約400人となる計画で、既に雇用が始まっている。マグナインターナショナルヨーロッパとMagna Steyrの社長であるGünther Apfalter氏は、次のようにコメントした。
「車両のエンジニアリングと製造におけるオールインワンの能力によって、マグナは、継続的に新しい投資を進めているグローバルな自動車サプライ産業における独自の地位を確立しています。我々は、この地域に雇用と投資をもたらすことを誇りに思っています。」(プレスリリースより引用)
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
Magna International Press Release
http://www.magna.com/