ビステオン、日産のグローバルイノベーション賞を受賞

高性能ディスプレイの計器クラスタが評価
ビステオン・コーポレーションは、2015新型日産ムラーノに搭載された高度なグラフィックス性能を持つ7インチディスプレイの計器クラスタが評価され、日産株式会社からグローバルイノベーション賞を獲得した。

200以上の世界の自動車サプライヤーが参加した、日産グローバルサプライヤーのイベントの中で行われた式典において、審査役員である西川廣人氏はビステオンに賞を授与した。

ビステオン、ルノー・日産の顧客グループ担当の副社長であるLoick Griselain氏は次のように述べた。

「日産とビステオン両社の初めての開発マイルストーンである、この革新的な計器クラスタが、日産によって評価されたことを光栄に思います。」(プレスリリースより引用)


さまざまな先進機能を搭載
日産の中型クロスプラットフォームに基づいて、ムラーノは、日産のために開発された、高性能7インチ薄膜トランジスタ(TFT)ディスプレイと、ビステオンが初めて開発したクラスタプログラムを搭載している。

クラスタの高度なグラフィックスは、運転者が、地図や天気情報、制限速度などの車両状況やドライビング状況に対して、素早く簡単にアクセスできるという、クラス最高の機能をムラーノに提供している。

また、ターンバイターンナビゲーション、先進運転支援システム(ADAS)警告、ハイブリッド電気自動車(HEV)、情報管理、アナログゲージのための3D技術、車両情報と表示明るさの同期制御などの機能を備えている。

全世界のムラーノに適用
この計器クラスタは17言語をサポートしており、今年、全世界の市場における日産ムラーノのプラットフォームに適用された。

生産プログラムは横浜と広島にあるビステオンの日本チームが手がけ、インドのチェンナイ、アメリカのミシガン州ヴァンビューレン郷、中国の上海にあるソフトウェアとハードウェアのチームによってサポートされたものである。

(画像はプレスリリースより)


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