コンチネンタル、レンタカー会社と提携してスマートフォンを活用した実証実験
スマートフォンでエンジンを始動
自動車用部品の大手サプライヤーであるコンチネンタルは12日、レンタカー大手のAvis Budget Groupと提携して完全にキーレスのレンタカーシステムの実証実験を行うと発表した。この提携でコンチネンタルはその「Key-as-a-Service」技術をAvisのレンタカーに搭載することで、ドライバーはモバイルアプリを入れたスマートフォンを通じてレンタカーの施錠と解錠、さらにエンジンを始動することが可能になるとしている。
ミズーリ州で実証実験
現在のところ、パイロットプログラムはミズーリ州カンザスシティ地域にあるAvisの20カ所のレンタカー拠点を活用して行われる。コンチネンタルでインテリジェント輸送システム代表のRalf Lenninger氏は、発表の中で次のように述べている。
「Avisと提携することで自動車に関する深いノウハウに支えられたコンチネンタルのこの革新的な技術を、新たなユーザーに提供することができる。われわれはAvisと協力して、このソリューションがもたらす効率や将来の可能性を探り、さらに発展させることを期待している。」
(プレスリリースより引用)
(プレスリリースより引用)
コンチネンタルはさらに、2018年にラスベガスで開催される家電見本市CESでこのサービスのデモを行う予定となっている。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
コンチネンタル プレスリリース
https://www.continental-corporation.com/