ヒュンダイ自動車とオーロラ社が連携 2021年までにレベル4の自動運転車を開発へ
世界中に普及を 2021年までに自動運転レベル4を目指す
韓国最大の自動車メーカーであるヒュンダイ自動車が、アメリカの自動運転技術の開発を専門とするオーロラ社と、レベル4の自動運転車を開発するためにパートナーシップを締結したと、4日のプレスリリースで発表した。ヒュンダイ自動車はこのパートナーシップにより、ドライバーが運転に関与しないレベル4の自動運転車を、2021年までに開発することを目指す。オーロラ社の自動運転技術を、ヒュンダイ自動車の車両に搭載させ、路上走行やテスト・プログラムの実施を予定している。
自動運転技術に適応する次世代FCV テスト車両にも
「CES 2018」で世界に向けて発表する次世代FCV(フューエルセル・ビークル)は、今回のパートナーシップでのテスト・プロセスにおいて利用されるモデルとなる見込み。同社はこの次世代FCVを、自動運転技術を搭載するのに理想的なモデルだとした。自動運転には欠かせないセンサーやデータ・コミュニケーションなどは、非常に多くの動力を必要とするが、水素を燃料とするこのFCVは、運転駆動範囲には影響を及ぼすことなく、それらのプラットフォームに安定した電力を供給ができるとしている。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
Hyundai Motor プレスリリース
https://www.hyundainews.com/en-us/releases/2452