フォルシア、ミズーリ州ブルー・スプリングスにインテリア生産施設を新設
2020年末までにフル生産に入ることを期待
フォルシアは、アメリカ、ミズーリ州ブルー・スプリングスにおいて、インテリアの生産施設を新設する計画を発表した。新しい施設は今年後半に正式に生産活動を開始し、2020年末までにフル生産に達する計画となっている。合計で6,000万ドルの投資によって、約250,000平方フィートの工場となり、300人以上の新規雇用を創出する予定。
北米、フォルシア・インテリアの社長であるDonald Hampton, Jr.氏は、次のように述べた。
「フォルシアは、この新しい施設を開設し、地域で求職中の人に新しい機会を提供できることを嬉しく思っています。カンザスシティメトロとブルー・スプリングス地域は、アメリカ製造業の卓越性の源として知られており、我々は、顧客に最良のサービスを提供し続けるために、その専門知識と技量を構築することを楽しみにしています。」(PR Newswireより引用)
地域で新しい雇用機会を創出
ブルー・スプリングスのCarson Ross市長は、フォルシアの進出を歓迎し、次のように述べた。「この新しい施設は、ブルー・スプリングスにおける大きな投資を表し、重要な新しい雇用機会を創出しています。この開発は、我々の最近の戦略的インフラ投資を補完するものであり、ビジネスコミュニティへの大きな追加となるでしょう。市議会は、フォルシアと協働し、長く成功するパートナーシップを形成することを楽しみにしています。」(PR Newswireより引用)
また、カンザスシティ地域開発協議会のTim Cowden会長は、「カンザスシティ地域は、自動車産業を中心とした製造業の成長に強力な優位性を提供している。我々は、この堅牢な自動車クラスタにフォルシアを迎えることを誇りに思い、この地域での同社の成功を楽しみにしている。」と語った。
そして、ミズーリ州知事のEric Greitens氏は、「我々はミズーリ州をビジネスにおける重要な州としており、成果を上げている。フォルシア・インテリアがミズーリ州において、より質の高い雇用を創出していることに感謝している。」とした。
世界でシートやインテリア製品を生産
フォルシアは、最新の技術を使用して、ドアパネルやインストゥルメントパネルの製造と組み立てを行っている。そして、現在、ミズーリ州デクスターにあるクリーンモビリティ工場と、ウェンツビルにあるシート工場で、600人以上の従業員を雇用している。1997年に設立されたフォルシアは、世界の自動車産業における主要企業に成長した。同社は、世界34ヶ国において30の研究開発センターと330の工場を持ち、100,000人の従業員を雇用している。そして、自動車座席、インテリアシステム、クリーンモビリティという3つの事業分野で世界をリードしている。
また、同社は、スマートな生活のためのソリューションを提供し、持続可能なモビリティのための技術戦略を重視しており、2016年には187億ユーロの総売上高を計上している。
(画像はFaureciaより)
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