マグナ、ジュネーブモーターショーに車両組み立てとエンジニアリング技術を出展
異なる駆動の車両を1つの工場で製造
マグナインターナショナル(以下、マグナ)は、3月8日から18日まで開催されるジュネーブモーターショーにおいて、車両組み立てとエンジニアリングに関する独自の専門技術に関する展示を行うことを発表した。マグナは、従来型、ハイブリッド、電動パワートレインを搭載した車両を、すべて同じ製造ラインで生産する世界唯一の自動車委託製造業者。これは、電化とエレクトロモビリティにおける同社の実績を証明するものである。
マグナヨーロッパおよびMagna Steyrの社長であるGünther Apfalter氏は、次のように述べた。
「包括的な生産技術とスマートファクトリーソリューションを組み合わせることで、我が社は、世界のサプライヤー業界において、独占的な優位性を確立しています。有名なOEMとの長期的なパートナーシップは、このことを証明しています。我々は、生産現場でスマートファクトリー技術を採用し、イノベーションは我が社の基本であり原動力であることを実証しています。」(プレスリリースより引用)
ダイムラー、BMW、ジャガーなどの車両を生産
オーストリアのグラーツ工場は、マグナのグローバル事業の中で特別な役割を果たしている。車両生産における100年以上の経験、現在まで300万台を超える生産台数、幅広いエンジニアリングとサポートサービスによって、同社は、痔操車メーカーにとって、世界有数の独立ブランドを持つエンジニアリングと製造のパートナーになっている。今年から、グラーツ工場では、毎年、約20万台以上の車両が生産される。自動車メーカー3社の4つのモデルが、1つの工場で組み立てることができ、大規模な生産が保証されている。
Magna Steyrは、1979年以来、ダイムラーの有名なGクラスを組み立てており、最近発表された最新モデルも、グラーツで生産される予定である。また、2017年3月から、従来型とプラグインハイブリッドのパワートレインを搭載したBMWの5シリーズも生産している。
グラーツにおける現在の製造ラインナップを完了して、2017年後半から、ジャガーE-PACEの生産が始まっている。2番目のジャガーのモデルであるI-PACE電気自動車もマグナによって生産される。
グラーツの複合施設では、最新の生産技術が採用されており、Magna Steyrは、生産の柔軟性、俊敏性、接続性分野のパイオニアとして広く認識されている。ネットワーク化されたスマートファクトリーは、従業員と機械、製品、リソース間のデジタル通信を使用して、効率的で競争力のある生産オペレーションを提供している。
(画像はプレスリリースより)
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Magna International News Releases
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