ボッシュ、メキシコに新工場を開設

1億ユーロの投資計画
自動車部品の大手サプライヤーであるロバート・ボッシュ(以下、ボッシュ)は17日、メキシコ中部セラヤに1億ユーロを投資して自動車向け電子部品工場を新設すると発表した。

ボッシュがメキシコ中部に建設するこの新工場は、電装系の部品を生産するスマートファクトリーであり2020年に完成する見通しである。また、新工場に加えて物流センターも隣接地に建設する予定となっている。

ボッシュの取締役会メンバーであるStefan Hartung氏は次のように述べている。
「ボッシュはメキシコにコミットしており、同国はこれからも重要な市場かつグローバルな生産と開発ネットワークにおいてハブとなる位置づけとなっている。」(プレスリリースより引用)

1,200名の新規雇用を創出
グアナフアト州のセラヤに開設予定の新工場は、延べ床面積21,000平方メートルの規模で、主にアメリカ市場向けにコネクテッドモビリティの重要部品であるECUを生産する。

セラヤの新工場が完成すると1,200名の新規雇用を創出する見通しとなっており、これによりメキシコにボッシュは4つの事業部を保有して全体で16,000名の従業員体制となる見通しである。

なお、ボッシュはメキシコ市場において2016年に11億ユーロの売り上げを達成している。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

ボッシュ プレスリリース
http://www.bosch-presse.de/