ボッシュ、ディーゼル技術で飛躍的な進歩を遂げる

画期的なディーゼル技術でNox排出量を低減
ボッシュは5月17日のプレスリリースにて、ディーゼル技術において、飛躍的な進歩を実現したと発表した。

現在、ボッシュのディーゼル技術を搭載したゴルフクラスのコンパクトカーでは、実路走行試験(RDE)1キロメートルあたり平均13ミリグラムのNox排出の測定値を達成した。これは2020年以降、適用される規定値の約1/10の量である。

コストをおさえた低排出ガス車を実現
ボッシュのエンジニアは既存の技術を改良するだけで、この結果を達成した。つまり、コストを増加させる追加のコンポーネントは必要ないと言うことである。ボッシュの最高経営責任者であるVolkmar Denner博士は以下のようにコメントした。

「ボッシュは現在保有している技術が実現できるものの限界を進化させている。最新のボッシュのテクノロジーを搭載したディーゼル車は低排出ガス車として分類でき、手頃な価格で手に入れることが可能である。」

ボッシュは新しいディーゼルパワートレインにも着手しており、テスト車両に搭載されている技術は2~3年以内を目処に標準装備が可能になるとボッシュは答えている。ボッシュの技術は既存の部品、生産車両に使用されている部品をベースにしている。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

ボッシュ プレスリリース
http://www.bosch-presse.de/