ベントラー、中国に新工場を開設

第一汽車との合弁会社
自動車部品の大手サプライヤーであるベントラーは6月6日、中国の自動車メーカーである第一汽車集団傘下の長春一汽富維汽車零部件股份有限公司と自動車部品の合弁会社を天津市に設立することを明らかにした。

新会社の名前はFaway BENTELER Automotive Components (Tianjin) Co.,Ltdで、出資比率は一汽富維汽車が75パーセント、ベントラーが25パーセントとなっている。

新たに設立される新会社はプレス部品、熱成型部品、溶接部品などを生産する見通しで、新会社に開設される26,000平方メートル規模の工場は今年の秋より稼動する計画となっている。

中国12カ所目の工場
この新工場で生産される部品は、中国北部に位置する自動車メーカーである第一汽車-トヨタ、第一汽車-VW、北京ベンツに納入される見通しである。

この新工場の従業員数は約120人となっているが、2020年には400人規模になると見込まれている。

BENTELER Automotiveはドイツを本拠地とする自動車部品およびシステムソリューションプロバイダーであるベントラーグループの子会社。

ベントラーは2002年に中国に初進出して以来、現在は12カ所に工場を保有しており、今後はこれまで以上に第一汽車と提携を強めることで中国の納入先に高品質な部品とソリューションを供給していく方針である。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

ベントラー プレスリリース
https://www.benteler-automotive.com/