コンチネンタル、照明部品の合弁会社が業務を開始
照明部品のオスラムとの合弁会社
自動車部品の大手サプライヤーであるコンチネンタルは7月3日、自動車用照明部品のサプライヤーであるオスラムと設立した合弁会社のオスラム・コンチネンタルが業務を開始したと発表した。オスラム・コンチネンタルは、ドイツのミュンヘンに本拠を置き、1,500名の従業員体制により世界16拠点で事業展開を行う予定であり、その後、本社をドイツのガーヒングに移す計画である。
新たに設立したこの合弁会社は、両社それぞれ50パーセントの持ち分となっており、数億ユーロ規模の売り上げ目標を掲げている。
LED照明部品を強化
オスラム・コンチネンタルが取り扱う製品は、LEDモジュールとレーザーモジュールおよび、これら部品に関連するソリューション事業を展開することで、毎年10パーセント近くの成長を見込んでいる。また、この新合弁会社により開発される新製品も、2021年には量産が開始される計画となっている。
自動車向けのライティング市場は、技術的転換点に差しかかっており、自動車向けライティングシステムも半導体ベースのライティングソリューションに移行しつつある。
そのため、半導体ベースの技術、ソフトウェア、エレクトロニクスの持つ重要性が高まっていることから、コンチネンタルとオスラムはお互いの強みを連携して活かすことで、最新のヘッドライトモジュールおよび、リアランプやインテリア照明を開発していく方針である。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
コンチネンタル プレスリリース
https://www.continental-corporation.com/