コンチネンタル、アフターマーケット用の物流センターを拡大

■Prologis社が管理する敷地に設置
物流関連不動産の世界的リーディング企業であるPrologis社は、ドイツの南ヘッセン、グロース=ロールハイムにあるコンチネンタルの独立系アフターマーケット事業部門のための物流センターを約7,000平方メートル増床し約34,000平方メートルに拡張することとなった。

建設は最近開始され、2019年初頭に完成する予定。新しい物流センターは、ピッキングおよび保管エリアとして使用され、狭い通路と別個の小さな部品保管エリアがある。パレットスロットの数は32,400個から44,550個に増え、小型パーツ収納スロットの数は6,400個から25,000個以上に増加する。

コンチネンタルは、世界中の卸売業者にカーアクセサリーを提供しており、これらの卸売業者が修理工場などの顧客に商品を配送している。

コンチネンタル・アフターマーケットは、2019年の初めから、新しい倉庫スペースを使用し、Prologis社は施設の不動産管理を担当する。

■物流センターを継続的に拡大
2008年に、Prologis社が、グロース=ロールハイムに、コンチネンタル・アフターマーケットの物流センターを新たに設置し、現在、貯蔵量は2倍になっている。

コンチネンタル・インテリア、独立系アフターマーケット事業部門ヘッドであるPeter Wagner氏は、次のように述べた。
「我が社はポートフォリオを継続的に拡大し、市場よりも早く成長していることから、貯蔵スペースを追加することが急務となっています。グロース=ロールハイムは今後の成長にとって理想的な条件を備えており、Prologis社との信頼関係を築くことで、我々は、この成長に物流を迅速に適応させることができます。」(プレスリリースより引用)


さらに、新しい物流スペースによって、コンチネンタル・アフターマーケットは、出荷の柔軟性を向上させ、サイクルタイムを短縮することが可能となる。

■持続可能性が高く交通の便も良い
2011年、Prologis社は、施設に8,400平方メートルのスペースを追加した。

Prologis社ドイツ市場担当バイスプレジデントであるPhilipp Feige氏は、次のように説明する。
「我々は、コンチネンタル・アフターマーケットが拡張のために、Prologis社を選んだことを嬉しく思います。この決定は、ライン=マイン地域、ライン=ネッカー地域の人口密集地域における理想的な場所であるということ、そして長期にわたる優れたパートナーシップによる影響を受けています。」(プレスリリースより引用)

この施設の最大床重量は、140キロニュートン/平方メートル。さらに、この建物は、LED証明など最新の持続可能性基準に対応している。Prologis社は、German Sustainable Building Council(DGNB)によるゴールド認証の取得を目指している。

コンチネンタル・アフターマーケットは、交通機関が整備されていることから、多くの物流上の利点がある。フランクフルト空港からわずか50キロで、ライン川沿いにはいくつかの内陸港があり、ワーム港まではわずか10キロである。また、A67高速道路とA5高速道路へのランプまでは、それぞれ約8キロと13キロとなっている。

(画像はプレスリリースより)


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