ボッシュ、曲線型インストルメントクラスターを発表

■世界初となる曲線型インストルメントクラスター
ボッシュは、世界初となる曲線デザインのインストルメントクラスターを発表した。次世代向けインストルメントクラスターは、フォルクスワーゲンSUV車「トゥアレグ(TOUAREG)」のコックピットに初めて搭載される。

現在、自動車の大量生産システムにおいて、生産プロセスより、インストルメントクラスターは平面型に限定されている。

ボッシュ・カーマルチメディア事業部長のシュテフェン・バーンズ(Steffen Berns)氏は、今後、インストルメントクラスターの形状が平面型から変化すると示唆し、曲線型のデジタル・インストルメントクラスターは次世代向けであり、自由自在な設定変更が可能であり、解像度は向上すると述べる。

■より安全な運転の実現
曲線型インストルメントクラスターは、ヒトの眼に対して自然な曲線を描き、視野の遠近調節に最適である。カーブしたディスプレイでは、運転しながら端から端まで明確に見え、表示灯(インジケーターライト)・警告灯(ワーニングライト)が認識しやすくなる。

また、従来の平面型と比べ、日光を含めた光の反射が4倍減となる。運転者は、全ての情報を視界に捉えられ、より安全な運転が実現する。

バーンズ氏は、曲線型インストルメントクラスターによって、運転の安全性と運転者の利便性が向上すると強調する。

(画像はプレスリリースより)


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Bosch プレスリリース
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