ボッシュ、AIに関する調査を実施

■AIに関する調査の実施
現代社会において、人工知能(AI)は幅広い分野において活用されている。しかしながら、ボッシュが2018年10月にドイツ人1022人(18~69歳)を対象にアンケート調査を実施したところ、ドイツ人の85%は、日常生活にAIを活用する目的が不明瞭であり、明確に理解できていないと判明した。

また、「AI」という言葉を聞いたことはある回答者は82%であったが、うち52%はAIに関する知識はもっていない、よく分からないと回答している。

一方、回答者67%は、製造現場、モビリティにAIを活用することにより大きな利便性が得られると回答し、ロボット、AIと共生する将来が想像できるという。

なお、調査結果より、18歳から29歳までの世代は、スマートフォンをはじめ、日常生活を通して最もAIを活用し、身近に感じていた。

■AIの活用
チーフ・デジタル・テクノロジー・オフィサーのミヒャエル・ボレ(Michael Bolle)氏は、ボッシュAIセンター主催「AI CON」にて、インテリジェントシステムにより日常生活は成り立つと述べ、インテリジェントシステムを最大限に活用するには利便性を正しく認識する必要性を訴える。

現在、交通事故10件のうち9件はヒューマンエラーが要因である。AIを活用した自動運転は、排気ガス低減、安全運転の向上と無事故、運転者のストレス軽減を実現する。それゆえ、ボレー氏は、自動車へのAI活用が非常に有益であると説明する。

(画像はプレスリリースより)


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Bosch プレスリリース
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