ボッシュ、Veniamと車載V2X通信の実現へ

■「CES 2019 Innovation Award Honoree」に指名
ボッシュは、IoT企業Veniamと共同開発した車載V2X通信(Vehicle to Everything)が「CES 2019 Innovation Award Honoree」に指名されたと発表した。

「CES2019(コンシューマー・エレクトロニクス・ショー)」は、全米民生技術協会(CTA)の主催であり、来年1月8~11日、米ラスベガスにて開催が決定されている。

■車載V2X通信の実現へ
ボッシュ取締役会メンバーのディルク・ホーアイゼル(Dirk Hoheisel)氏は、多基準アプローチよりV2X実現を目指し、ドライバー、車両、周辺環境における相互接続を可能にする包括的コネクティビティユニットを開発すると述べる。

コネクティビティユニットとテレマティクスユニットを合わせ、車載V2X通信向け一体型セントラルコントロールユニットを作り上げた。

各都市のWi-Fiネットワークを使用し、例えば、携帯電話ネットワークと相互接続する。Veniam製ソフトウェアが導入され、常時、接続に最適なネットワークを検索・選択できる。また、最適なネットワークへの接続は、自動で切り替えられる。

■情報処理能力の向上
Veniam創始者であり、最高経営責任者のジョアン・バロス(João Barros)氏は、 Veniamのスマートネットワーキングソフトウェアとボッシュのコネクティビティが自動車の情報処理能力を劇的に高めると述べる。

Wi-Fiを介して膨大な情報を短時間にて処理・伝達でき、革新的なサービスの提供、未来のモビリティにおける安全性の向上が期待される。

(画像はプレスリリースより)


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