コンチネンタル、V2X通信「5G-Hybrid-V2X」を発表

■次段階となるV2X通信プラットフォームの開発
コンチネンタルは、次段階となるV2X通信プラットフォーム「5G-Hybrid-V2X」を発表した。

5Gハイブリッドプラットフォーム「5G-Hybrid-V2X」では、異なるV2X技術を統合する。

携帯電話回線はじめ、あらゆるネットワークを利用することにより、ネットワークの柔軟性・安定性は向上し、高速・大容量の相互通信が実現する。最先端技術によるインフォテイメント、「情報の提供」と「娯楽の提供」が可能になる。

■2020年初期の実用化に向けて
5G対応の通信プラットフォームは、V2Xの次段階となる。

第4世代通信方式(4G)や第5世代通信方式(5G)といった携帯電話回線に加えて、専用狭域通信(DSRC:狭い範囲における双方向通信)、セルラーV2X(C-V2X)を利用し、車車間(V2V:自動車と自動車)、路車間(V2I:道路と自動車)、人車間(人間と自動車)における相互通信を行う。

車車間、路車間において、交通情報・道路上の障害物に関する情報をリアルタイムで相互通信できる可能性を秘め、効率性・安全性は高まる。

ボディ&セキュリティ事業部長、インフォテイメント&コネクティビティ事業部長のヨハン・ヒーブル(Johann Hiebl)氏によると、自動車業界では、すでに5G対応V2Xの開発が進められている。

安全でインテリジェントなモビリティの実現には、シームレスで直接に相互接続ができ、世界規模での大規模通信が重要になると説明する。なお、コンチネンタルは、2020年初期を目処に、5G対応V2X通信の実用化を目指すという。

(画像はプレスリリースより)


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