マーレの都市型車両のコンセプト「MEET」、ドイツデザイン賞を獲得

都市環境向けの物流ラストマイルソリューション
マーレは11日、同社の効率的な電気自動車輸送を提供する都市車両コンセプトである「MEET」が、優れた製品デザインを表彰するドイツデザイン賞のConceptional Transportationカテゴリーにおいて、賞を獲得したことを発表した。

国際的で有名な製品および産業デザイナー、マーケティングおよびコミュニケーションのエキスパート、そして有識者のクリエイティブディレクターで構成された審査員は、「この革新的な車両は、本当に必要な形状にまで簡素化された、都市環境向けのインテリジェントモビリティソリューションとなっている。熟考されたモビリティコンセプトは、物流ラストマイルソリューションとしての一輪車という提案まで含んでいる。」とコメントした。

マーレの経営委員会会長でありCEOであるJörg Stratmann博士は、次のように説明した。
「MEETは、テクノロジー、機能性、およびデザインを融合させて調和のとれた全体的なコンセプトを作り出す方法を示す印象的なデモンストレーションである。未来志向の技術により、MEETは顧客から非常に好評を博している。このデザインが賞を獲得したという事実は、我々の仕事が素晴らしい評価を得たことを表している。」(プレスリリースより引用)

コンパクトな車体で運転の楽しさと快適性を実現
都市型車両のコンセプトは、洗練された技術的特徴と最小限の形状を有している。この組み合わせにより、MEETは新しい技術標準を設定するだけでなく、都市のモビリティを視覚的および触覚的な経験にしている。

マーレ、マーケティングコミュニケーションの責任者であるInken Batis氏は、次のように述べた。
「優れた技術的能力が美的に好ましいデザインの中に反映されていることは、我々にとって重要であった。部門間プロジェクトチームは、協力に関して新たな分野を切り開いた。」(プレスリリースより引用)

MEETは、最先端技術を駆使した48ボルトの車両コンセプトである。パワーエレクトロニクスを内蔵した効率的でダイナミックなドライブユニットと、車両のエネルギーを効率的に使用する優れた熱管理システムを特徴とし、向上した走行距離などの利点を提供している。

また、主要な車両機能を直感的に制御することを可能にする革新的なインターフェースも備えている。

MEETにより、マーレは、単一のコンセプトの中で、効率と経済性が、運転の楽しさと快適性を促進することと組み合わされるということを印象的に示している。その高められた表面の空気調節システムのおかげで、最高の効率と個々の快適さは、もはや相反するものではなくなった。

車内の体の近くに位置する表面における目標値までの加熱と冷却は、乗っている人にとって理想的な雰囲気を作り出している。

(画像はプレスリリースより)


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