ボルグワーナー、最新の電動モーターを欧州商用車メーカーに供給

プラグインハイブリッドのトラック向け
自動車部品の大手サプライヤーであるボルグワーナーは2月20日、欧州の商用車メーカーに高電圧ヘアピン410電動モーターを2019年に市場導入されるプラグイン・ハイブリッド・トラック向けに供給すると発表した。

電気モーターはデリバリートラックや廃棄物処理車両の重要な部品であるが、130kw(174馬力)と1,050Nmのトルクを発生するボルグワーナーの高電圧ヘアピンモーターは、水素化植物油(HVO)またはディーゼル用軽油で作動する直列5気筒エンジンと組み合わせられており、ブレーキ作動時やダウンヒルコースティング時にはバッテリーを充電することが可能となっている。

厳しい規制にも対応可能
ボルグワーナーのパワードライブ・システム担当プレジデント兼ゼネラルマネジャーであるStefan Demmerle氏は次のように述べている。
「我々の強力な電気モーターが、都市型デリバリートラックのプラグインハイブリッド用アプリケーションに採用されたことは画期的で嬉しいことである。これは高電圧ヘアピン410電動モーターが都市を走行するバスや、ゼロエミションや騒音規制が厳しい場所を走行する車両に採用される潜在力があることも示している。」(プレスリリースより引用)

この高電圧ヘアピン410電動モーターは、ハウジングモーターまたはローター/ステータアッセンブリーとして利用可能であり、特許取得済みの高電圧ヘアピン固定子巻線技術を採用した、多機能で強力な電動モーターは、最大トルクが2,000Nm、最大出力が300kW(402 馬力)、出力効率は95%以上となっている。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

ボルグワーナー プレスリリース
https://www.borgwarner.com/