エバスペヒャー、電気バス用の電動エアコンを納入

40台のバスに搭載
自動車用部品の大手サプライヤーであるエバスペヒャーは3月4日、中国のバス車両メーカーであるBYDと金龍客車が生産する電気バスに電動エアコンディショナーを納入することを明らかにした。

エバスペヒャーの電動エアコンディショナーが搭載される電気バスは40台以上となる見通しであり、136 AE HP型のエアコンがこれらバスのルーフに取り付けられることにある。

今回納入されるエアコンは、ハイブリッドおよび電動バス用に設計されており、年間を通じで乗員が快適に過ごせるよう冷房と暖房の2つの機能を兼ね備えている。

また、空気清浄機能もあり、公共の交通手段であるバスに最適なエアコンディショナーであると言える。
電気バス向けのビジネスを拡大
エバスペヒャーでバス&コーチ・パブリックトランスポートシステムのゼネラルマネジャーであるOliver Wels氏は次のように述べている。
「我々の電動エアコンディショナーは、乗客の快適性の向上と公共の交通機関に求められるクリーンモビリティに最適なシステムである。中国のバスメーカーは世界の電動バス市場で大きなシェアを持っており、BYDと金龍客車にエアコンディショナーを納入することは、今後さらなるビジネス拡大のステップになる。」(プレスリリースより引用)

今回、エバスペヒャーの電動エアコンディショナーが搭載される電動バスの多くは、既にイスラエルのテルアビブとハイファで公共用のバスとして使用されており、今後エルサレムでも使用される予定となっている。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

エバスペヒャー プレスリリース
https://www.eberspaecher.com/