ブリヂストン、世界初のポリマーでアワードを獲得

環境保全に貢献するポリマーを開発
自動車用タイヤの大手サプライヤーであるブリヂストンは3月7日、イギリスのUKIP Media & Events社の業界誌「Tire Technology International」が主催する「Tire Technology International Awards for Innovation and Excellence 2019」において、先進的な環境活動を行ったタイヤ関連企業・団体に対して贈られる「Environmental Achievement of the Year」を受賞したと発表した。

2018年5月にブリヂストンが高分子複合体の新合成技術により開発した世界初のポリマー「High Strength Rubber(以下、HSR)」が今回、先進的な環境活動として受賞対象となった。
天然ゴムを凌駕する性能
ブリヂストンが開発したHSRは、ゴムと樹脂を分子レベルで結び付けた世界初のポリマーで、その天然ゴムを凌駕する強度と耐摩耗性が特徴となっている。

このHSRをタイヤの材料として採用した場合、以前より少ない材料使用量で必要な性能を達成できる可能性があり、環境負荷低減に貢献する効果的なソリューションとして資源の有効活用に貢献できる技術として評価された模様である。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

ブリヂストン プレスリリース
https://www.bridgestone.co.jp/