ハネウェル、市税の節約と市民の健康を実現するスマートシティ計画を発表

省エネ改善プロジェクト
ハネウェルは4月2日、米国ニュージャージー州ニューアーク市の省エネ改善プロジェクトに協力すると発表。市民の税金を還元できるだけでなく、環境に配慮し市民の健康にも貢献できるとしている。

年間100万ドル相当のエネルギーを節約
同社はニューアーク市のエネルギーサービス会社に選出され、同社主導で17施設のインフラをアップグレードするプログラムを推進。市の年間エネルギー運用コスト削減を支援し、年間推定で約100万ドル、これまでの約36%を節約することができるという。

ニューアーク・サスティナビリティー行動計画には、市役所を始め複合施設に電気と熱を同時に発生させるプラントの導入、複雑な中央ボイラー工場の近代化、効率的なLED照明の設置や電力のスマートシステム設置がある。

ほかにも包括的なビル管理や、市が運営・管理できるための効率エネルギー・システムのインストールなど多岐にわたる。

建物のアップグレードで環境にも配慮
同社はニュージャージー州から230万ドルの出資を受け、20年間で1540万ドルの省エネルギーサービス契約を行うことで、アップグレードのための資金調達を可能にする。

建物のアップグレードは年間2,930トン、車にして564台分の温室効果ガス排出量を削減。2019年末の完了を目処に進められている。

(画像はハネウェルの公式ホームページより)


▼外部リンク

ハネウェルのプレスリリース
https://www.honeywell.com/