ベントラーのガラス加工ソリューションでスマートウィンドウ生産へ

スマートウィンドウ生産化をサポート
ベントラーは6月13日、オランダのMerck社が同社の開発したガラス加工装置を活用し、エネルギー需要を減らすスマートウィンドウの生産を開始したと発表している。

カスタムメイドのガラス加工技術
同社は、ガラス加工ソリューション「BENTELER Glass Processing Equipment」をMerck社に提供。液晶ウィンドウの連続生産を可能にする「セル製造ライン」の技術によって、スマートウィンドウの生産をサポートしている。

ベントラー・メカニカルエンジニアリングのセールス&サービス担当マネジメントディレクター・Peter Oswald氏は、「Glass Processing Equipment」はガラス加工において60年の知識と経験を集約し、開発に3年を要したと述べている。顧客ごとにカスタムメイドを行っているという。

人と暮らし、地球に優しいスマートウィンドウ
Merck社は、その技術で窓ガラスの新ブランド・eyrise(TM)の製造を開始。太陽光をオンデマンドでカットし、室内の明るさを調整できるスマートウィンドウだ。

このスマートウィンドウは、見た目は外の景色が見える一般のガラスと同様透明性を保っているが、2枚のガラス板の間に液晶層があり、低電圧でガラスを通過する光の量を調節。

暖房や空調、電灯など建物のエネルギー需要を減らし、住居者の快適性とコスト効率性を高め、環境にも優しいスマートホームを実現する。

(画像はベントラーの公式ホームページより)


▼外部リンク

ベントラーのプレスリリース
https://www.benteler.com/