コンチネンタル、ロボタクシー技術の生産化と運用に着手

次世代型モビリティーの発表
コンチネンタルは7月9日、無人輸送システム・ロボタクシー技術を発表。同社が出資しているEasyMileが作った初の自動シャトル、EZ10をベースに技術を搭載し生産する予定だ。

ロボタクシーにセンサー技術を搭載
今回同社が発表するのは、小型の無人シャトル「CUbE」で、フランス企業・EasyMileが開発したEZ10をベースにしたもの。

乗客が直立位置で快適に車両に出入りできるように背の高い設計になっている。合計7つのレーダーセンサーとカメラを装備し、半径200メートル以内の車両環境を検出。安全で安定したハンドリングを実現する。

ブレーキシステムには補助ブレーキが組み込まれており、万が一ブレーキの故障が生じても、安全に停止することができる。

また前後の滑りを低減するアンチロック・ブレーキ・システム、横滑りを低減するESC、発進・加速を制御するトラクションコントロール機能を付け、冬期の滑りやすい路面などにも徹底した配慮が施されている。

無人輸送の統合的な開発に着手
ロボタクシーの運用は技術的に利用可能であり、空港や病院、工場など一部の閉鎖された環境ではすでに運用されている。

公共での走行には、安全管理を行うオペレーティングシステム、データ収集など統合された生産が求められ、同社では現在ドイツを始め、中国・日本・シンガポール・米国を含む連携を行い、無人車両および関連技術の開発を進めている。

(画像はプレスリリースより)


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コンチネンタルのプレスリリース
https://www.continental.com/