ヴァレオ、第2回世界イノベーションコンテストの結果を発表

世界中の工学系学生チームが参加
ヴァレオは、ホームページで、第2回世界イノベーションコンテストの結果を発表した。

これは、よりスマートで直感的な2030年の自動車を製作するために、製品やシステムを設計することで、自動車のイノベーションに積極的な役割を果たすことを目的として、ヴァレオが世界中の学生を招待するコンテストである。

昨年に比べ40%増の、89カ国から1324チームが参加し、2030年の自動車に向けた、大胆で革新的なソリューションを開発する機会への応募があった。

工学部の学生たちは、デジタル技術によって提供される機会を活用し、車両がますます自律的になるのに対して車両上の安全性を向上させるために、自動車セクターにそれらの技術を適応させたプロジェクトを発表した。

運転支援システムやネット接続車の技術を開発
ヴァレオ最高経営責任者であるジャック・アシェンブロワ審査員長と、科学の専門家やヴァレオグループのメンバーで構成された審査員によって、運転支援システム、自律走行、安全運転の分野に関する、膨大な数のプロジェクトについての審査が行われ、3つの勝利チームが選ばれた。

優勝は、中国、北京大学のチーム「Falcon View」。彼らは、自律走行車がその周囲を検出するための新たな方法を開発、レーザーを使用する代わりに、カメラを使用した安価なホイールベースのシステムを構築した。

第2位は同点で2チームが選ばれた。

ドイツ、ザールラント大学のチーム「Auto Gen Z」は、交通安全を強化した、ネット接続のシステムを開発した。この代替システムは、単一のワイドスクリーンディスプレイに対し、車内の3つのミラーを効果的に組み合わせたもの。

インド、ポンディシェリにあるオーロビンド・ゴーシュ国際教育センターからのチーム「MAD」も、交通安全を強化した、ネット接続システムを製作。衛星ナビゲーションに基づいた高度な衝突警告システムは、潜在的な危険な状態から、リアルタイムでドライバーに警告を行う。

優勝チームには100,000ユーロ、第2位のチームには、それぞれ10,000ユーロの賞金が授与された。

技術革新と研究開発を追求
受賞式の最後にヴァレオは、技術革新だけでなく、新しい方法で車を使用するためのアイデアを認識するのに貢献していく、第3回イノベーション・チャレンジをキックオフした。

ヴァレオ・イノベーション・チャレンジは、技術革新と研究開発が、ヴァレオグループの最優先課題であることを示すものだ。参加するチームは、イノベーションへの専心によって、明けても暮れても、未来の車を開発するための作業を行っている。

(画像は公式サイトより)


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