コンチネンタル、TUケムニッツと燃料電池研究室を発足

戦略的パートナシップの一環として
7月17日、コンチネンタルは、燃料電池セクターの拡大を目的として、ケムニッツ工科大学先進パワートレインの教授陣と共に新たに燃料電池研究室を発足したと発表した。

パワートレイン部門とケムニッツ工科大学による燃料電池研究室の発足は、戦略的パートナーシップの一環となる。コンチネンタル、ケムニッツ工科大学、行政関係者が出席のもと、7月17日に発足式が行われた。

発足に伴い、2月に大型水素タンク(H2タンク)が設置され、低排出ガス燃焼技術と新エネルギー車向け生産能力の拡大を目指す。

実用に向けて
パワートレイン部門テクノロジー・イノベーション責任者のステファン・レブハン(Stephan Rebhan)氏は、未来のモビリティにて水素燃料は潜在的重要性をもち、研究開発を強化する必要があると述べる。

ケムニッツ工科大学はテスト・マテリアル・コンポーネント、燃料電池システムにおける卓越したパートナーであり、パートナーシップ関係により燃料電池の研究開発が成功するという。

高性能テスト機器は、パワートレイン性能の恒久的テスト(上限150kWまで)に対応でき、将来的には、300kWまで変換可能となる。

燃料電池の電気ドライブは、特に大型車や長距離を走る商用車において未来のモビリティとして期待される。しかしながら、現状、電池ドライブ向けの燃料電池はコスト負担が大きい。それうえ、コンチネンタルは、新エネルギー技術の研究開発に加えて、燃料電池の生産能力拡大を目指す。

(画像はプレスリリースより)


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