コンチネンタル、電気駆動システムへの本格事業展開について

ドライブシステムの電動化に向けて
コンチネンタルは8月7日、インジェクター、高圧ポンプなどの油圧コンポーネントへの投資を縮小し、ドライブシステムの電動化に注力することを明らかにした。パワートレイン事業として新会社の設立も決定している。

パワートレイン部門の事業化を発表
同社では、電気駆動に焦点を当てた開発を行っており、将来的にはパワートレイン部門の責任者、アンドレアス・ウルフ氏をCEOとして新子会社「Vitesco Technologies」を立ち上げる予定だ。

同氏はインタビューの中で、これからは電気の時代になると語る。

現段階は、クリーンな自動車の生産に向けた開発が続けられている変革期であり、その中でも高電圧コンポーネントとハイブリッドソリューション市場は、群を抜いた速いペースで成長していると述べている。

これまでのシステムは可能性を検討
燃焼用部品の収益性が減っていることから、同社では油圧部品事業への投資を削減する予定だが、激しい価格競争とディーゼルエンジン市場の発展などから、可能なオプションを検討中だ。

自動車の変革が速いペースで行われているが、変革は自動車だけではないとウルフ氏は述べる。従業員や顧客にスキルを提供し、新しい技術分野に適合できる企業・社会作りへの責任があると付け加えている。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

コンチネンタルのプレスリリース
https://www.continental.com/