マーレ、効率性の高い48Vマイルドハイブリッドを開発

コンパクトで効率的なバッテリー開発
マーレは11月7日、新しい48Vシステムを発表。バッテリーの冷却システムの最適化により、充電率と放電率が向上し、大幅な電池燃料の節約が可能になるとしている。

充電/放電の性能を高める48Vシステム
同社は、48Vの高電流に対応した独自のパワートレインを開発中で、その実現に向け実験が行われている。

セルはLTOケミストリーが搭載され、最初の実験段階では0.5キロワット/時のストレージ容量のバッテリーパックから、10キロワットの連続充電と連続放電、最大20キロワットのピークレートが可能となった。

次のステップでは、小型化されたパワートレインをデモ車両に搭載して実験が行われる。

最適化された冷却で耐久性が向上
同社は、マイルドハイブリッドがエネルギー回生を高めることで大きなストレージ容量は必要なくなるという観点から、コンパクトでパフォーマンスの高いバッテリーの開発に着手。

冷却システムを最適化する徹底したシミュレーションが行われ、充電/放電の性能と、バッテリーの耐久性が向上。またシステム内のコンポーネントの熱源となる要因を抑えるため、バスバーとバッテリー内の電気接続の設計にも多くの時間を費やしている。

(画像はマーレの公式ホームページより)


▼外部リンク

マーレのプレスリリース
https://www.mahle.com/