テネコ、「Fel-Pro」ガスケットに次世代コーティング技術を導入

次世代コーティング技術の導入
11月5日、テネコは、テネコから分社した「DRiV」が、代表ブランド「Fel-Pro」のガスケット(気密性・液密性をもつ固定用シール材)から「PermaTorque」MLSヘッドガスケット(多層ガスケット)向けに独自の次世代コーティング技術を開発すると発表した。

次世代コーティング技術は、高温のエンジン環境に適応できる設計となる。合わせて、「Fel-Pro」においては、修理・修復に特化したシーリング技術の開発に取り組み続ける。

摩耗・損傷への耐久性とシール性に卓越
「Fel-Pro」プロダクトマネージャーのジム・デイグル(Jim Daigle)氏は、「Fel-Pro」がプロの技術者が信頼を寄せるガスケットブランドであり、修理・修復向け革新的なシーリングソリューションを提供すると述べる。

「PERMATORQUE」MLSヘッドガスケットにはNextGenコーティングが採用され、摩耗・損傷に強く、表面粗さを補正し、平均演色評価数(Ra)80(光源によって照らされた物の色の見え方「演色性」において、照明用の白色LED製品の演色性を表す数値)程度まで仕上げる。

また、ヘッドガスケット(内燃機関シリンダーブロックとシリンダーヘッド間のガスケット)は、「LaserWeld」ストッパー層技術が特徴であり、ガスケットの損傷を防ぎ、燃焼機関におけるシール性に優れる。

フルハードステンレス鋼製によりガスケットの形状を維持しつつ、あらゆる重要箇所に液体漏れを排除するシーリングビーズがあるヘッドリフトに適合できる。

(画像はTENNECOより)


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