Rheinmetall、燃料電池用水素再循環ブロワがイノベーションアワードを受賞

イノベーションアワードの受賞
12月16日、ラインメタル・オートモーティブ(旧KSPG)は、「the 12th International Automotive Congress 2019(第12回国際自動車会議2019)」にて、新たな燃料電池用水素再循環ブロワが「Automotive Technology Innovation Award(自動車イノベーション・テクノロジー賞)」を受賞したと発表した。

新たな燃料電池用水素再循環ブロワは、ラインメタル・オートモーティブ傘下のPierburg(ピエルブルグ)により開発された。受賞はオンライン投票結果により決定され、未来のドライブライン分野における革新的な開発が称えられた。

革新的な水素電池用水素再循環システム
水素再循環ブロワ(HRB)は、陽極(アノード)側に水素用の再循環システムがあり、アクティブブロワ(送風機)が組み込まれている。サイドチャネルブロワに基づいて開発され、高濃度の水素でも安全かつ効率的に機能する。ダイナミックなシーリング要素を使用せず、製品ライフサイクルを通して最高度の水素気密性を確保する。

また、燃料電池システムは、高電圧および低電圧にて利用可能となる。ブロワは低温から始動でき、NVH(騒音・振動・ハーシュネス)に優れる。センサーレス制御付きブラシレスモーターにて稼働し、定格出力は0.7~2kW、低電圧バージョンでは最大出力400Wとなる。

(画像はプレスリリースより)


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RHEINMETALL
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