TIオートモーティブ、フォード新型EVに熱管理システムを供給

「マスタング・マッハE」向けの熱管理システム
3月4日、TI Fluid Systems(旧:TIオートモーティブ)は、フォードモーターの電気自動車SUV「Mustang Mach-E(マスタング・マッハE)」に熱管理システムを提供すると発表した。

「マスタング・マッハE」は、「マスタング」シリーズの新型EVであり、昨年11月、ロサンゼルスモーターショー2019のプレビューイベントにて初公開された。なお、発売は2020年後半の予定となる。

未来のニーズでサポート
今回、TI Fluid Systemsは、「マスタング・マッハE」に対して、空調冷媒管とバッテリー冷却配管を供給する。空調冷媒管により車室内は快適に保たれ、バッテリー熱管理向けのバッテリー冷却配管には組立のために最適化された材料を組み合わせて用いられる。

副社長のステファン・ラウ(Stefan Rau)氏は、40年以上に亘る、自動車用熱管理システム分野の専門性より、フォードのエンジニアリングチームとの提携に至り、技術サポートからベストプラクティスの設計、生産の統合まで支援すると述べる。

TI Fluid Systemsとフォードの関係は98年に及び、流体処理製品から未来の電動車両に至るまでを供給している。ラウ氏は、フォードと共に、「マスタング・マッハE」の市場参入に向けて取り組めることは光栄であり、引き続き、将来のニーズでサポートしていく意向を示した。

(画像はTI Fluid Systemsより)


▼外部リンク

TI Fluid Systems
https://www.tifluidsystems.com/tifs-announces-cfo-2/