ビステオン、新たなインフォテインメント技術「VW Play」をフォルクスワーゲン「ニーヴァス」に搭載

新たなインフォテインメント技術の提供
5月21日、ビステオンは、フォルクスワーゲンの新型SUVクーペ「Nivus(ニーヴァス)」(ブラジルにて販売開始)に新たなインフォテインメント技術「VW Play」を搭載すると発表した。

ビステオン、フォルクスワーゲン2社は、ブラジルにて「VW Play」の共同開発を行った。「VW Play」は先駆的なインフォテイメントシステムであり、車内コネクティビティやストリーミングを向上させ、プレミアムユーザーエクスペリエンスをもたらす。

プレミアムユーザーエクスペリエンスの提供
「VW Play」の共同開発において、フォルクスワーゲンは利便性に重点を置いた。「VW Play」は、直観的インタフェースにカスタマイズ可能なコントロールスクリーンを組み込み、多様なコネクティビティ要素を提供し、主要な道路交通情報およびアプリケーション通知を知らせる。

視野角の広さを特徴とするIPS液晶ディスプレイには、オプティカルボンディング技術(樹脂素材(光学弾性樹脂)で液晶モジュールとタッチパネルの隙間を埋めて貼り合わせる技術)により、タッチパネルが装着される。

スプリットスクリーン機能が備わり、画面分割して、ユーザーカスタマイズのアプリ、リアビューカメラ機能など2つのアプリを同時起動・表示・操作が可能となる。高解像度ビデオでは、あらゆる角度から高画像の映像を見ることができ、利便性、可触性・アクセス可能性は高まる。

ビステオン社長兼最高経営責任者のサチン・ロワンデ(Sachin Lawande)氏は、新型「ニーヴァス」向けのインフォテイメントソリューションは、最初の統合プラットフォームアプローチであり、グローバルな顧客に対して強化された製品を提供すると述べる。

これにより、ビステオンは、コスト・品質・イノベーションを管理しつつ、規模の達成を実現させるという。

同氏は、新型コロナウイルス感染症(COVID‐19)の感染拡大によって世界的にも業界的にも厳しい状況下であるが、万全に整ったフレームワークをもって、フォルクスワーゲンと共に企業成長を拡大でき、ブランドの推進を後押しするとの考えを示す。

(画像はプレスリリースより)


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