デルファイ、将来の排ガス規制に対応する「48Vマイルドハイブリッド」発表
「48Vマイルドハイブリッド」システムで規制対応 電力でエンジンをアシスト
自動車関連の包括的な安全システム、環境に優しい製品開発などを手がける世界的大手テクノロジー会社デルファイは、13日のニュースリリースにて「48V マイルドハイブリッド」システムを発表している。電力でエンジンの駆動をアシストするなどの効率化を図ることにより、燃料消費を少なくし、10%以上も二酸化炭素(CO2)の排出を抑制。将来の排ガス規制にも対応できると見込まれている。また顧客に負担を掛けることなく、様々なソリューションを提供できることから、自動車業界において極めて重要なシステムになると注目を集めている。
10年以内に更に小型化へ 2025年には10台の内1台に「48V マイルドハイブリッド」
駆動モーター兼オルタネーターでリチウムイオン電池に電力を蓄え、その電力をエンジンや、安全システムなどの動力として活用することを可能にする「48V マイルドハイブリッド」システム。燃費効率を改善し、排ガス抑制するだけでなく、世界クラスのドライブ経験ができるようになる。IHSマーケットリサーチによれば、業界は更に小型化実現へ向けて動きをみせているとしており、今後10年間で小型車への搭載が増えると見込んでいる。
▼外部リンク
Delphi ニュースリリース
http://delphi.com