ZF、TRWのアフターマーケット部門を統合

2015年5月にTRWを「Active & Passive Safety」部門として買収
ドイツのフランクフルトに拠点を置くZFは、TRWのアフターマーケット部門を統合することを、7月6日のプレスリリースで明らかにした。

同社は、2015年5月15日にTRWを買収し、「Active & Passive Safety」部門として統合した。これまでは、ZFとTRWのそれぞれで活動を行っていたアフターマーケット部門だが、今回の統合によりZFのアフターマーケット事業部に統一して組織化される。

ZFの事業部となった後も、「Sachs」「Lemforder」「Boge」「Openmatics」などのTRW製品は製品ブランドとして保持される見込みだ。統合は2017年の1月1日付けでスタートする。
オートメカニカ・フランクフルト2016で共同ブースを出展予定
2017年1月1日よりスタートするZFとTRWによる新たなサービス組織は、自動車サプライヤーセグメントにおいて世界第2位の規模となるアフターマーケット事業部となる。従業員数は世界各地で8000人となり、年間の売上高はおよそ30億ユーロが見込まれる。

また、新しいアフターマーケット事業部は、現在ZFでサービス事業部のマネージャーを務めているヘルムート・エルンスト氏が責任者となる。

ZFサービス部門とTRWアフターマーケット部門は、9月13日から17日まで開催される「オートメカニカ・フランクフルト2016」への共同ブース出展が予定されており、今後の新しい製品やブランドについて知ることができる。


▼外部リンク

ZF
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ZF・プレスリリース
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