KSPG、ZF Friedrichshafenとの提携を強化
ZFの多段トランスミッションに採用
Rheinmetall Technologyグループで、自動車業界におけるティア1サプライヤーであるKSPGは、ZF Friedrichshafenとの提携を強化したことを発表した。同社は、約6600万ユーロのライフタイムバリューで、5年間の契約を締結。供給する製品は、スラストワッシャー・トランスミッション・ブレーキ・ショックアブソーバ・シャーシシステム・減衰フライホイールである。
この複数年にわたる契約により、KSPGの子会社であるKS Gleitlager社は、ZFの6速、8速および9速オートマチックトランスミッションに対する100%グローバル・サプライヤーになり、KSPGは、ベアリングの専門家として、フォローアップのプロジェクトのための確固たる地位を獲得する。
高性能ベアリングを供給
契約は、「Permaglide」ブランドの下で、金属だけでなく、金属とプラスチックの複合ベアリングの両方をカバーする。必要となる材料や形状は、それぞれのシステム要件が完全に満たされていることを確実にするために、個々に適合される。
最も重要な基準は、ベアリングの堅牢性による、摩擦や摩耗低減の程度であり、これは、運転時の燃料消費量、ひいては排出量の削減に貢献する特性だ。
コンポーネントは、ドイツのザンクト・レオン=ロートにある主要工場と、メキシコのセラヤにある工場で製造されることとなっている。
(画像はプレスリリースより)
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KSPG Press Releases
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